ファクタリングは、有する債権を売却することで迅速な資金化ができることから、これまでは商取引では広く行われており、現在では、診療報酬など医療関連でも利用されています。ファクタリングは様々な債権に対して利用が可能となりますが、その中の1つにまだ数は少ないものの自立支援給付費債権があります。自立支援給付費には、介護給付費や特例介護給付費、訓練等給付費、特例訓練等給付費など様々な助成金があり、障害を持つ人が自立をするのに必要な生活支援サービスや就業サービスを受ける際に受け取ることができます。自立支援給付費債権ファクタリングはこれらの助成金を対象として行われ、事業者は、より円滑な資金計画を立てることが可能になります。

自立支援給付費債権は、サービス提供後に集計され、国保連に請求データが送られチェックを受けたのちに債権として成立します。しかし、事業所に支払いがあるのは2ヵ月程度先になり、この場合、資金的に余裕が無い状態では運営が難しくなります。ファクタリングをすることで事業所は短期間で資金の調達をすることができ、例えば、給与、設備の入替、人員の確保といったことに使うことができるようになります。自立支援給付費債権は業者にとってもメリットが大きく、その大きな理由としては、支払先の倒産リスクがないことがあります。

入金時期は遅れるもののほぼ100％の確立で払込がされ、手数料も、概ね20％程度を得ることができます。また、事業所と複数年契約をすることで、手数料の他に毎年更新料の支払を受けることもできます。決済代行の請求代行のことならこちら