社会と繋がりを持つ上で、各金融機関が用意する銀行口座は必須です。奨学金の受け取り場所として、お給料の振り込み口座として、あるいは印税や手数料、商品代金の振り込み口座として要りますので、学生から会社員、フリーランスの方まで、金融機関とのお付き合いが大事になります。メインバンクに加え、サブバンク、第三の金融機関の口座まで、近年では一人の方でも複数の口座を所有する事が増えて来ました。生活用とネットショッピング用、レジャー用、奨学金用、年金保険料の支払い用等と、目的別に口座を作成しておけば、毎月のお金の出入りが分かりやすくなります。

金融機関に口座を開設したら、同時その口座と連動させたカードを作成しておきたいところです。銀行系クレジットカードは信用力が高く、日本の色々な街で使えます。年間費が必要ですが、いわゆる初年度はタダになっている事もあり、また若者には特別な割引がなされていますので、比較的安価です。また銀行系ながらも入会資格は決して高くありません。

高校生は無理ですが、18歳以上の男女なら、職業や年齢、性別、経済状況に関係なく作成が出来ます。銀行系クレジットカードを所有すれば、現金の他にカード決済で生活費全般が支払えます。公共料金からコンビニ、ファミレス、スーパーマーケット、ネットショッピング、オークション、書店、ガソリンスタンド等、カード決済は色々なサービスで活用出来ます。各カードのマークがレジ横に記載されていれば、もれなくカード決済出来ますので、旅行時にもクレジットカードがあれば、多額の現金を持たずに移動でき、旅行者の助けとなります。